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ー遺言書の保管場所で後悔しないためのポイントー

2025.12.19

遺言書の保管場所が大事な理由

遺言書は書いた瞬間に安心しがちですが、見つからない、勝手に開封される、湿気で読めないなどが起きると、思い通りに相続が進みません。特に自筆証書遺言は、発見の遅れや紛失がトラブルの火種になりやすいです。だからこそ誰がいつどこで見つけられるかと、改ざんや破損を防げるかをセットで考えるのがコツです。

 

代表的な保管方法と向いている人

保管場所には正解が一つではありません。安全性、見つけやすさ、費用のバランスで選びます。よくある選択肢は次のとおりです。

– 自宅の耐火金庫や鍵付き保管箱
– 銀行の貸金庫
– 専門家に預ける
– 法務局の自筆証書遺言書保管制度を使う

 

自宅保管は費用が少なく手軽ですが、家族が気づかない場所だと意味がありません。貸金庫は安全性が高い一方、契約者が亡くなると手続きが必要になり、すぐに開けられない場合があります。専門家への預託は管理が行き届きやすく、内容の更新や周辺書類の整理も相談しやすいのが利点です。

 

ここで迷ったら、次の小さな基準で切り分けるとラクになります。家族に早く見つけてほしいなら、保管制度や専門家預託が安心です。身近な人に内容を知られたくないなら、貸金庫や保管制度が向きます。

 

やってはいけない保管の例

タンスの奥、仏壇の引き出し、本の間など、ありがちな場所は要注意です。探されやすいだけでなく、移動や処分で紛失しやすいからです。また封筒に入れたまま放置すると、湿気や虫食いで読めなくなることもあります。

 

家族に伝えるべき最低限の情報

内容まで伝える必要はありません。重要なのは存在と手がかりです。たとえば遺言書があること、保管制度を利用しているか、連絡する専門家の名前、関連する書類の置き場所などです。メモは複数の場所に分散せず、緊急時に必ず見られる場所に一枚でまとめると混乱が減ります。

 

保管場所を決めたら一緒に整えること

遺言書だけが見つかっても、相続人の情報や財産の一覧が不明だと手続きが止まりがちです。通帳や不動産の資料、保険証券、負債の情報、連絡先リストを簡単に整理し、更新日を決めて見直しましょう。引っ越しや家族構成の変化があったときは、保管場所の再確認も忘れないでください。

 

最後に

遺言書の保管は安全と発見を両立させるのがポイントです。自宅、貸金庫、専門家、保管制度それぞれに長所短所があります。自分の状況に合う方法を選び、家族には存在と手がかりだけを伝える。これだけでも相続の不安はぐっと減ります。

 

 

 

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