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相続のルールと手続きの流れについて 12

2019.04.26


遺産相続をする際にトラブルが起こりがちなので、事前に準備をしておく必要があります。

また、相続の対象財産や、相続の手続きの流れを知っておかないとスムーズに相続することができません。

今回も前回に引き続き、相続のルールと手続きの流れがわかる、遺産相続の基礎知識についてご紹介致します。

 

▶︎配偶者と親が相続人になる場合

配偶者と第2順位の親が法定相続人になる場合には、配偶者が3分の2、親が3分の1の相続分となります。両親が生きていたら、1人1人の相続分は、3分の1×2分の1=6分の1ずつとなります。親のみが生きている場合には、両親が全部相続します。親がひとりなら全部ですし、両親が生きていたら2分の1ずつとなります。

 

▶︎配偶者と兄弟姉妹が相続人になる場合

配偶者と第3順位の兄弟姉妹が法定相続人になる場合には、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となります。兄弟姉妹が複数いる場合には、兄弟姉妹の分を頭割りで分けます。

たとえば、兄弟姉妹が3人いたら、兄弟姉妹1人1人の取得割合は、4分の1×3分の1=12分の1ずつとなります。兄弟姉妹のみが相続人になる場合には、兄弟姉妹の人数で頭割り計算をします。

 

遺産の分配を決める方法

民法によって、法定相続人の法定相続分が決められていますが、具体的に誰がどの遺産を取得するかについては、個別のケースにおいて決める必要があります。そのために必要となるのが、遺産分割です。

遺産分割協議とは、どの相続人がどの遺産をもらうのかを決定するための手続きです。

すべての相続人が参加する必要がありますが、相続権のない人は参加することが認められません。遺産分割をする際には、法定相続分に従って遺産の分配をしていくことが原則ですが、全員の合意があれば、法定相続分とは異なる割合で遺産を分配することも可能です。

たとえば、母親と子供が相続人になっているとき、本来なら母親が2分の1、子供が2分の1の相続分となりますが、遺産分割によって、母親が全部遺産を相続することもできますし、子供に3分の2を渡すことなども可能です。

このように、遺産分割は、具体的な遺産取得方法を決める手続きですので、遺産相続の場面で非常に重要で、トラブルも多く起こります。